6/19/2013

"1616/arita japan" special exhibition to mark the winning of Best tableware award at EDIDA 2013

Cassina ixc.青山本店にて、
「1616/arita japan」のEDIDA2013-Best Tableware賞の受賞を記念して開催されている
特別展示会及び、昨日6/18限定で行われた特別イベントにお邪魔してきました!

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そもそも・・・What is EDIDA ??
ELLE Decor International Design Awardの略称で、
毎年4月に開催されるミラノサローネで開催されます。
各国のELLE Decor編集長の推薦によって選ばれ、
インテリアデザインの各分野でその1年間で最も優れた作品を表彰する
世界的に影響力のある賞の1つです。
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それでは、1616のデザイナー兼CDを務める
柳原照弘氏によるテーブルコーディネートから
素敵な一時をシェアしたいと思います♡


大きく2種類のタイプがあるのがお分かりでしょうか?
真っ白なシリーズ
”Standard"
designer: Teruhiko Yanagihara
カラフルなシリーズ
”Color Porcelain"
designer:Shoulten&Baijings(ショルテン&バーイングス)

"1616/arita japan"の名が全てを物語るように、
このテーブルウェアは1616年に佐賀で生まれた有田焼。
一般的に有田焼と言えば、オリエンタルモチーフの美しい装飾
というイメージが強いと思いますが、
その白の美しさと薄くても強靭だという特徴は残しつつ、
見事にミニマルでモダンに生まれ変わっています。

有田焼の老舗窯元「百田陶園」の新たな試みですが、
いい意味で「日本らしくない」。
海外デザイナーが関わっているからという単純な理由ではなく、
fashionではまだまだ海外に劣る
洗練されたminimalismと、
単体としてではなく、”collection”としての魅せ方が
そう感じさせてくれるのでしょうか。
こちらのテーブルも素敵。
TablewareでもグラデーションがTrend。
ぽってりしたガラスのビンが、
"Color Porcelain”のhumorousなdesignとベストマッチ!

MyWishList♡
この大きなポット。
釉薬でつるつるしたボディに触覚にもマットな蓋、竹のハンドル。
蓋を開ける時の緊張感とその音が、
素材は全く違うのに、
茶道で窯の蓋を開ける瞬間を思わせて
身が引き締まる思いに。
まさに今の気分!
北欧では昨年からじわじわブームがやってきて
段々スタンダードになりつつある
”Pastel+Neon”
このDesignの火付け役と言っても過言ではないShoulten&Baijing。
色遣いの天才の彼らの手にかかれば
日本の伝統色もこんなVividに!

そして、今宵のみんなのお目当てはこれ!
1616を用いたティーサーブ。
お茶とお菓子を楽しんだ後は、
Color PorcelainのEspresso Cupか
和菓子の乗ったStandardのお皿を
お土産にしてくれるという何とも粋な計らい!
(どこのお店か聞くのを忘れてしまったのですが・・・)
お菓子はフランボワーズ大福。
1番好きなフルーツはフランボワーズだし、
PastelのTablewareでserveするものとしての
この色味のチョイスに感動!


上で「日本らしくない」と書きましたが、
やっぱり触ってみると分かる「日本らしさ」。
食器を手に持って(握って)食べる日本人だからこそ
触れてみると、感覚的に和食器のイメージを
呼び起こされます。
人から聞いたり、写真で見たりするだけでは
やっぱり不完全な体験。
本物を見て、触ってみなきゃ!
それに加えて実際に「使ってみる」ことまでできて
本当に特別な一時でした。

展示会は6/30までCassina ixc.青山本店で行われているので
ぜひ行って、見て、触れてみて下さい!